とても悲しい事故が起きてしまいました。71歳のベテランサーファーがクリスマスにサーフィンをし、海でばい菌を拾ってきたため感染症を起こして亡くなりました。クリスマスの１週間ほど前に数年に一度と言われた嵐があったのを覚えているでしょうか。その嵐によって、１０億ガロンもの浄水されていない水が海に流れ込みました。それらの水に含まれる様々な菌が混ざって感染症を引き起こしたのではないかということです。嵐の後のいい波に乗りたいというサーファー魂が最悪の事態を招いてしまいました。
Heal the bayでは雨が降った後３つのルールを守ってもらいたいと呼びかけています。
※ビーチリポートカードとは・・・Heal the bayが発行するビーチの水質レポートのことです。AからFまでの６段階で水質を評価しています。こちらからチェック！よくある質問はこちらから。
このような悲しい事故を題材にブログを書くことをはじめはためらいましたが、みなさんに海の水質問題は科学者たちだけの関心事ではなく生死を問う問題であることを知って欲しいと思い、投稿しました。海辺に住まうものとして、自分の命を守る正しい知識を持ち健康に過ごしましょう。
今年のカリフォルニア・コースタル・クリーンアップ・デーは９月２１日土曜日です。カレンダーに入れましょう♪
毎年９月の第３土曜日がコースタル・クリーンアップ・デー(Coastal Cleanup Day, 訳してCCD)です。インターナショナルなイベントです。実は日本でも行われています。行われる日は違うんですけどね。
Date: ９月２１日土曜日
Time: 9 AM – 12 Noon
Location: サンタモニカ湾全域のビーチとその他内陸の場所など
（日本語でのヘルプが必要な方は、ぜひDockweiler State Beach Tower 55へ来てください）
Parking: ほとんどの場所で駐車場が用意されています。ほとんどのビーチパーキングなどは無料、もしくはディスカウントになるはずなので、またお知らせします。
参加費：無料
持ち物: マイボトルに入れた水、日焼け防止用に帽子や日焼け止め、スニーカーなど動きやすい靴がお勧め、あとできたらマイお掃除道具。
お申し込み：eventbriteでしてください。でも、しなくてもいいです。してくれると助かります。何人くるか予想ができるので。特に、グループで参加する人たちは前もって教えてくれると助かります。
つまりですね、ゴミゼロってことです。できたら、参加するボランティアの人たちには、マイお掃除道具を持ってきて頂きたいと思ってます。使い捨てではない道具です。バケツとか軍手とか。もしくは地球に戻る材料（biodegradable)や、コンポスト にできる材料(compostable）でできている袋や入れ物。例えば、コーヒー屋さんでたまにみかけるバーラップバッグとか。古いランドリーバッグとか。99 cents only storeやダイソーでもバケツもガーデン用手袋なども売ってるので、買ってもいいかもしれませんね。そして、毎月行われているビーチクリーンに持ってきましょうよ！！ って、まあ、そんなに張り切ることもないんですけどね。
実は、今年入ってから、毎月行われている、Nothin’But Sand ビーチクリーンでも、ZERO WASTEを目指してまして、Heal the Bayではバケツと軍手を大量に購入しました。今までは、寄付されたビニール袋と使い捨て手袋を使用してましたが、これらも結局はゴミといっしょに捨てるわけですから、ゴミになっているんですよ。なので、お掃除ボランティアの方達に、使い捨てではないお掃除道具を持ってきてくれるように宣伝しています。その甲斐あって、思った以上の人たちが自分たちでお掃除道具を持ってくるようになりました。
Heal the Bayでは、CCDに来てくれた人たち全員が参加できるように、そしてゴミを増やさないように、バケツやバーラップバッグ、そしてガーデン用手袋をたくさん用意しています。だけど、それまでに全員分集まるかわかりません。ビニール袋や使い捨て手袋を使う事になってしまうかもしれません。なんてったって、当日は６万人以上の人たちが参加しますからね。Heal the Bayの管轄内ロサンゼルス郡内だけでですよ。
と、いうことで・・・
Heal the Bayのウェブサイトを見ると、何万ドルも寄付して初めてスポンサーって感じですよね。もちろん、大きい会社などで地域貢献費があるようでしたら、Tax Duductibleですから、ヒールザベイに寄付して頂けたらとてもありがたいです。でも、このロサンゼルスで中小企業や小さいビジネスを経営してる方でも、スポンサーになれるんです。CCDのサイトの中から一カ所選んで、その場所のみのスポンサーになって頂けると、これもまたとてもありがたいのです。ローカルスポンサーの内容ですが、くじ引き商品の寄付や、クリーンアップ最中に食べるスナックやフルーツ、あと飲み物などが多いです。そして、今年からは、バケツや軍手などの寄付が嬉しいですね。興味のある方は連絡ください。こちらもtax deductibleです。
最近、東日本大地震直後に起こった津波で海に流れ出た瓦礫が北米西海岸に到達したニュースをちらほら聞くようになったけど、知ってます？
コンテナと共に流れてきたハーレーダビッドソンだとか、漁船だとか、オレゴンには６６フィートx１９フィートx７フィートのコンクリの船着き場が到着したりしてるんだよね・・・
去年の3月１１日に起こった大地震に津波。日本でもその時のがれき受け入れ問題が結構出てるよね。
そして、今度は北米西海岸にもその問題がやって来るらしい。
National Oceanic and Atmospheric Administration (米国海洋大気圏局とかアメリカ海洋大気庁とか翻訳されてる模様ーアメリカの商務省の機関のひとつ)いわゆるNOAAによると、来年くらいからロサンジェルスに津波の瓦礫がやってくるって事だったんだけど、どうやら軽かったり、プカプカ浮くようなものとかはもっと早くに到着するらしい。
と、いうことで、Heal the BayではNOAAと提携して津波の瓦礫を毎月観測していきます。さらに、津波に関係ない普段のゴミが時間が経つに連れどんな感じで溜まっていくかという調査までできてしまうらしい
６月８日から始まったようです。パロスバーデスから始まり、来週にはマリブで行われるんですって。
なぜこの場所かというと、あんまり人がこないビーチなので、瓦礫やゴミがビーチに流れ着いた状況がそのまま残るであろう確率が高いからだそうです。
もし、ビーチに行った時に「これって津波の瓦礫じゃないの？？」って思われる物を発見した場合は、Heal the Bay’s Coastal Resources DirectorのSarahさんにお知らせくださいませ。直接NOAAの方へ連絡してもいいですよ。「英語はちょっと面倒だし」って方は、ここにコメント残してくれてもいいし、上にあるメニューのContactから私に直接メールしてくれてもOKですよ。サラさんに連絡しますので。
あ、こちらに英語だけど、日本の津波のがれきを見つけたらどうするかっていうのもあります。たぶん、これ日本語に訳して近々載せる予定。
それから、「瓦礫と共にもしかして放射能もくっついてきちゃうの？」って思っている人が沢山いると思うんですけど、津波の瓦礫は福島第一が壊れる前に海へ流れ出てるってことで、放射能がくっついてきちゃうことはないみたいです。でも気になっちゃうよね。Heal the Bayによると、放射能の検査はしないらしいんだけど、でも、NOAAがする可能性があるらしい。先週オレゴンに到着したコンクリの船着き場は、NOAAが放射能の検査したみたいし。その情報もゲットし次第ここでお知らせします。私も個人的にこの辺気になるし。
もっと東日本大地震の瓦礫について知りたい場合は、Heal the Bayの津波の瓦礫FAQ（英語）かNOAAの日本の津波の瓦礫に関する情報とFAQ（こちらも英語）を読んでみてください。Heal the Bayの方のは、なるべく早くに訳してアップしようと思っておりますので、少々お待ちください。右側にある「読者登録」なんかするといいかと思います。
津波が原因の瓦礫だけでなく、海やビーチにいつもあるゴミだってまだまだ問題ありってことで、Heal the Bayでは月一でビーチクリーンを行っておりますので、ぜひ参加してくださいませ。お気軽イベントですので、お気軽に参加してくださいね。 次のビーチクリーンは６月１６日土曜日１０時から１２時までベニスビーチでありますよ。このサイトの右側にビーチクリーンの予定日載ってます。
そうそう、みなさんツイッターやる？ Heal the Bayもツイッターあるので、ぜひフォローしてみてください。@healthebayです。 こちらからロサンジェルスのビーチの津波の瓦礫情報などツイートしますんで♪
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