淡水化プラントに対して慎重にならなければならない理由-5つ

以前にも淡水化施設に対する方針のブログを公開しましたが、今回は淡水化施設についての問題点5つをサイエンス部門のリタさんがまとめたものを紹介します。

莫大な費用がかかる. カールズバッドの新しい淡水化プラントで1ガロンの水を生産するためにかかる費用は同量のリサイクルした水を生産する費用の約2倍かかります。さらに、地下水と比べると3倍もの費用がかかります!

莫大なエネルギーが必要. 現在、水の供給をする際エネルギーを大量に消費している活動は、水の運搬です。北カリフォルニアやコロラド川から水を運んでくる、これだけで大量なエネルギーが消費されています。運んでくる水は600マイル(約965Km) もの長旅を経て、LAに運ばれます。1ガロンについて消費されるdesal plant_0エネルギーを運搬と淡水化で比べると、こんなにも長い道のりを運んでくる方が、淡水化するよりも少ないエネルギーで済む、とのこと。多くのエネルギーを消費するということは、つまりコストもより多くかかるし、温室効果ガスの発生も多い、ということです。

海洋生物を殺してしまう. 淡水化プラントでは一日に何百万ガロンもの水を吸い上げます。この海水をとる際に、海水を引き上げる装置のそばにいた海洋生物まで一緒に引き上げてしまいます。海面下で水を吐き出すタイプ(Subsurface intakes)はその被害を減らすことができるそうですが、どちらにしろ大量の余計な副産物が生まれ、その処理までしなければなりません。残念ながら、多くの淡水化プラントでは、海面から海水をとる方法(Surface intakes)-生物を多く取り込んでしまう方法-を採用しています。そのほうが安く、そして効率よく大量の水を取ることができるからです。カリフォルニアでは最近、全ての淡水化プラントでSubsurface intakesをできる限り採用することが可決されましたが、法の抜け穴を探してこの法案を無視するのではないかと危惧しています。

時間がかかる. 淡水化プラントを設置して起動するまで、少なくとも数年かかります。カールズバッドの淡水化プラントは2012年に建設が始まり、完成は今年の終わりまでかかると予想されています。今こそ水が必要なのに、全く準備が整っていない、という状態です。さらに、エルニーニョ現象により、雨が期待されている今、本当に今後淡水化プラントが必要なのでしょうか?何十億もかけたのに、まったく必要がなかった、などという公的無駄遣いは誰もしたくないですよね。

他にもっといい方法がある! カールズバッドの淡水化プラントですが、西半球で一番大きな規模のプラントなのに、サンディエゴの水供給の約7%しか生産することができません。プラント建設のために使ったお金をもっといいオプションに使うべきなのではないでしょうか?コストも低く、環境にも被害の少ない、もっと効率がいいとされている方法にお金を投資すべきです!

Nothing but sand ビーチ清掃のお知らせ!8月15日土曜日

夏ですね!夏といえば海!海へお出かけするなら、誰だってきれいなビーチに行きたいですよね!

8月15日土曜日に誰でも参加OK!ビーチ清掃のイベントを開催します。毎月第三土曜日に開いているものです。nothin-but-sand-will-rogers

どなたでも参加できるオープンイベントで、清掃に必要なバケツや手袋などの道具はHeal the Bayが用意するので気軽に参加いただけます!

お子さんのコミュニティーサービスとしてもカウントできます。クリーンアップ後に証明書を書きますので、清掃後レジストレーションのテントにいるスタッフに問い合わせてください。

詳細は以下の通りです。

日時: 8月15日土曜日 午前10:00 から12:00まで

場所: Venice Beach

     300 Ocean Front Walk @ Rose Ave.
Venice, CA 90292

地図はこちらから

 15人以上の団体で参加する方は全体のおおよその参加人数を把握するため、あらかじめメインオフィスに連絡ください。
当日レジストレーションがスムーズにできるように、ウェイバーに事前にサインをし持参いただくようにお願いします。フォームはこちら。 ウェイバーとは、責務権利放棄のことをさします。つまり、ビーチ掃除の時に生じた怪我や万が一、命を落としてもHeal the Bayは責任を持ちません。自分のリスクでビーチ掃除してくださいということを示した書類のことです。こちらの書類、18歳以下の方は保護者のサインが必要です。現地でも配布していますが、保護者の方と一緒に参加しない方は事前に必ずサインをもらってきて下さいね!サインのない方、ウェイバーの提出がない方は参加できません。
ビーチ清掃の詳細について説明している投稿もあるので是非そちらもチェックしてくださいね。
なお、屋外の活動になるので、服装は適切なものを着用してきてください。帽子・サングラス・日焼け止め等各自必要なものは持参してください。
水筒もお忘れなく!

ボランティアオリエンテーションのお知らせ(8月10日月曜日)

Heal the Bayと一緒に活動したい方へ!ボランティアオリエンテーションを8月10日月曜日に行います。 ボランティア活動に興味のある方は是非参加してください! 日時は以下の通りです。

日時: 8月10日月曜日 19:00~21:00まで

場所: Heal the Bay メインオフィス

住所:1444 9th Street Santa Monica, CA 90401 MAP

Heal the Bayについて、私たちのミッションについて、そしてあなたの力が必要な活動などをご紹介します。 ボランティアと一言で言ってもたくさんの機会があるので、きっとあなたが活躍できる場があるはずです。 一例として、

  • ビーチキャプテン(毎月第三土曜日に行うビーチクリーンの手伝い及び注意事項の説明:要トレーニング)
  • オフィスサポート(メインオフィスで毎週水曜日13:00-17:00まで)
  • コミュニティ・アドボケイト(要トレーニング)
  • サンタモニカピア水族館でのボランティア活動
  • 水質調査グループでボランティア(要トレーニング)

トレーニングが必要なボランティアもあります。それらの詳しい情報もオリエンテーションで説明します。 詳しいボランティア活動についてはHeal the Bayのウェブサイトでご覧下さい。

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7月に雨・・・干ばつ問題は解決したのか?

先日1july-rainstorm8日は雨に雷と大荒れの天気でしたね。日曜日の夕方から月曜日の朝まで雨が続きました。乾季真っ只中の中の大雨、多くの方も驚いたのではないでしょうか。日曜日の朝はとても蒸し暑くて、日本の夏を思い出しました。

干ばつが4年以上も続くカリフォルニアにとってはまさに恵みの雨だったわけですが、干ばつの問題はが解決したわけではありません。もちろん、あの雨のおかげでLAからラスベガスの間にある州では山火事に対する脅威は減りました。あれだけ雨が降ったのでもう大丈夫かなと思う気持ちもわからなくはありませんが、実はそうではない、というのをここでしっかりと確認して、節水をやめないようお願いします。

  • 1ヶ月に数回の雨では4年以上続く干ばつは解決しません。降らないよりはいいですが、干ばつが起こっているすべての場所に2フィート(60cm)の雨量が必要です。
  • 私たちが日々使っている水のほとんどが他の場所から運んできたものです。南カリフォルニアは実にその85%の水をEastern Sierrasや北カリフォルニアそしてthe Colorado River-これらの場所から水を運んで来て使っているのです。ちなみにこのどの地域でもLAで雨が降った日に雨は降りませんでした。
  • 地下水は常に枯れかけている状態です。干ばつが始まったころからずっと地下水をくみ上げ続けているので、再び元に戻すとなると、11兆ガロンもの水が必要です。

これだけでもかなりショックキングな事実ですが、最後にもうひとつ。

通常の、雨の降らないLAの1日で約千万ガロンもの水が都市排水として処理されることなく海に流れ込んでいます。そして雨が降ると、海まで最短コースで10億ガロンもの水が海に辿り着きます。

これが現実です。現在、この都市排水を集め再利用するメカニズムはLAにはありません。まだ、と言っておきましょう。この都市排水を集めて再利用する計画を現在進めているところです。詳しい取り組みは今私たちが取り組むべき干ばつ対策を読んでください。実現を目指します!

最後に、雨が降ったあとのビーチの利用について注意点を3つ、書いておきますね。Screen_Shot_2015-01-13_at_1.03.55_PM.0

  1. 雨が降ったあとは最低でも3日海には入らないでおきましょう
  2. 放流口から100ヤードから離れた場所で泳ぎましょう
  3. ビーチリポートカードをチェックして近くのビーチの水質を確認してから海に入りましょう

今年の冬はエルニーニョ現象による雨が予想されていますが、実際どうなるかは今のところ神のみぞが知るところ。たくさん雨が降ってくれますように!干ばつが続く日々ですが、節水をうまく行って大切な資源を無駄なく使い生活をしましょう。

ビーチ清掃:データカードの記入について

Nothing but sand という毎月1回第三土曜日に行っている誰でも参加できるビーチ清掃では、ボランティアのみなさんに拾ったごみの種類をデータカードに記入してもらっています。

今回はそのカードの記入の方法について紹介します。

どうしてデータカードの記入しなきゃいけない?:

小さいゴミまで数えなきゃいけないなんて面倒!と思うかもしれません。ですが、このデータはとても大切なのです!これらのデータカードのデータを集めて分析することで、汚染の出場所を特定したり、永久的な解決法を見つける ことができます。 また、これらのデータは全国的な海に関する廃棄政策を書き直すのに使われたり、環境法を促進させるのに使われるんですよ!

そうやって活用される、と聞くとちゃんとやらなきゃなーという気持ちになりませんか?

次にカードの記録方法について説明します。

カードの記録方法:

ビーチキャプテンから説明があると思いますが、「5」ずつまとめて書きます。画像のように、四本縦棒を書いて、5本目で束にする、というような感じです。ところ変われば数の記入方法も変わってくるんですね。アメリカ流を覚えておきましょう!清掃終了時にカードを集めますが、集める前に合計をカード右端にある四角の中に記入してください。

注意:“Lots”とかMany”とか、アバウトに書かないでください。 数字で書いた記録だけをデータとして使います。

life_count1項目:

発泡スチロールは最後にある“Other Items”に入れてください。

その他どこのカテゴリーに入れたらいいかわからないものは、ビーチキャプテンに聞いてください。

みなさんの集めてくれたデータは後々に活用できるものです。みなさん一人ひとりが協力してくれることで私たちHeal the Bayのスタッフだけではできないことができるのです。ご協力をどうぞよろしくお願いします。

ビーチ清掃:事故防止のための説明

一番手軽に参加できるボランティアは、毎月第3土曜日に行っているNothing but Sandというビーチ清掃。明日はお知らせの通りToes Beachで行いますよ!清掃の場所はロサンジェルス郡で清掃の必要な汚いビーチから順番に選んでいます。

この清掃ボランティアは、申し込みの必要もなく、、Heal the Bayが道具(手袋やゴミ袋など)も用意してるから、お掃除現場に来ればいいだけ、の気軽に参加できる清掃です。

参加した方には清掃を始める前に事故防止のための説明を行っていますが、興味があるけど不安・・・という方やこれから参加する予定という方のために、この場を借りてまとめておきますね。

一見きれいそうに見えても砂の中に紛れてガラスの破片や時には注射器の針が落ちていることも・・・安全第一で楽しく、そして怪我のない清掃ができるように以下の点にはしっかりと留意して清掃に参加してください!

1. Liability Waiver にサインすること!
毎回のお知らせにも書いてある通り、18歳以下の方は保護者のサインが必要です。もし、一緒に参加しない場合は事前にサインだけもらっておいてください。こちらの書類が用意できない方は清掃に参加できません。

2.配られた手袋をして、靴(足の指が隠れる靴がベスト、でもビーチサンダルでもOK)を履いていること

3.日焼け対策を行うこと
適切な服装(詳しい説明は以前のブログ投稿で確認してください)

4.3人以上のグループでいること

5.緊急事態や事故発生の時はビーチキャプテンかライフガードに知らせること

6.バイクレーンに気をつけること―事故のないように!
拾ってはいけないもの:

  • 死んでる動物、注射器、針、とがってる物体、コンドーム、タンポン、排泄物、得体の知れないものを拾わないこと。→もし見つけた場合は、棒や石で囲んでマークし、ビーチキャプテンかライフガードに知らせてください
  • 武器や兵器などは拾わないこと

拾わなくていいもの:

  • 自然界の物(藻、海草、流木、貝殻など)→これらは私達が戻そうとしているエコロジー(生態系)の一部なので、そのままにしておきましょう。 

その他注意点:

  • 怪我してる動物を動かそうとしたりしないこと→そういう動物を見つけたらビーチキャプテンかライフガードを呼びましょう
  • 重たすぎるものを拾おうとしないこと
  • 流れ出ているStorm Drain(雨水排水路)のはけ口やその周りで掃除しないこと
  • 安全が確認できない場所には行かないこと
  • 自分が連れてきた未成年者や子供の目を離さないこと。 未成年者や子供は親か保護者が必ずいっしょにいてください。
  • がんばりすぎない。日射病、脱水症状などに気をつけること。
  • 壊れやすい砂丘には気をつけること。
  • 水の中に入ったり、波に背を向けたり、未成年者や子供の目を離さないこと。
  • 岩や安全でない場所に気をつけること。
  • ビーチ清掃の範囲と戻る時間を守ること

以上のことを気をつけて楽しく清掃活動をしましょう!