2015年4月1日– 干ばつが続くカリフォルニアでは、ついに節水令が下されました。みなさん、節水はしていますか?
さて、今後どこから水を取っていくかが大きな問題になりますね。みなさんは海水から塩を抜いて淡水化させて生活用水を確保する、というアイディアを聞いたことがありますか?不可能なような気がしていましたが、人間の科学技術はかくも進歩したのですね。
この脱塩施設の設置について、ディベートを開いたり周辺住民への説明が行われており、今年末までにこの法案が決まるとのこと。
水に関する問題について30年向き合ってきたHeal the bayは、この脱塩施設案に反対ではありません。が、しかし、こんな小手先の方法では、水に関する問題が解決されるわけではありません。
もし、脱塩が不適切に行われると、海と海の生物に大きな損害を与えることになります。海から水を取ることを考える前に、いまある水をいかにうまく利用し、再利用していくかを考える必要があります。もし、脱塩施設の法案が通ったとしたら、海の生物への被害を最小限にとどめ、海を汚さないベストなテクノロジーを使って行わなければならないと考えています。
以下の点を満たす基準においてのみ脱塩施設の設置を認めます。
- 海の生き物への被害を最小限にとどめること
- 海の環境に対する悪影響を最小限にとどめること
- 既に村債している環境保護地区、海洋保護地区は避けること
- 地球温暖化問題及び海面上昇問題に効果的な方法をとる
これらは海の環境とエコシステムを存続することに必要な条件であり、これらは譲れません。
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